『突然の明日』(とつぜんのあした)は、1980年1月18日から4月11日までTBS系の金曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマである。三浦友和主演。全13回。TBSの金ドラは、ドラマのTBSを代表する看板枠だったが、前2作の視聴率が低迷していて、枠の存続が懸念されていた。プロデューサーの鈴木淳生は、視聴率獲得の為、徹底したエンタテイメントドラマを作ると宣言、伝説的な社会派サスペンスドラマが生まれた。視聴率も18.5%に達し、金ドラ枠は以後7年間存続した。金ドラの中でも特筆されるべき傑作である。
本作は面倒くさがりな独身OL・面堂露(めんどうつゆ)が、めんつゆを使用した“最強時短レシピ”を開発する物語。劇中には露のほか、几帳面で料理を手作りすることにこだわる十越いりこ、炭水化物と脂質に命を懸ける保ヶ辺勉、保ヶ辺に恋をしており無理に大食いをする恋愛依存症の白田舞といったキャラクターが登場する。